浄土宗光願寺の成りたちについてご紹介します。
浄土宗光願寺の仏さまについてご紹介します。
浄土宗光願寺の弁財天についてご紹介します。
浄土宗 香春町 光願寺の成りたち
光願寺の成り立ちは天台宗の寺院、そして真言宗と変わり
そして冨永新四郎宗真を大旦那として開山上人を迎え
浄土宗に転宗しました。
天台宗としてお寺が出来たのは
803年に最長が遣唐使として唐に行く前に
香春神社で旅の安全祈願をされました。
最澄は帰国後香春神社へ無事帰国出来たとお礼参りをし
神宮院をはじめ6つの寺院を建立しました。
その中の一つが東光寺(のちの光願寺)です。
光願寺の仏様について
浄土宗を開かれた法然上人は
阿弥陀如来さまの本願を信じ
阿弥陀如来さまのお名前
南無阿弥陀とお称えしなさいと仰っておられます。
大袈裟に言うと阿弥陀様だけで良いと言うことでもあります。
ほとんどの浄土宗寺院の本尊は
阿弥陀如来像を須弥壇と言われる祭壇中央にお祀りしています。
その阿弥陀如来さまの両脇には観音菩薩像、勢至菩薩像
そして観音菩薩の隣には善導大師像、勢至菩薩の隣には法然上人像を安置します。
各宗派で本尊が決まられています。
例えば禅宗だと釈迦如来、日蓮宗だと曼荼羅
浄土宗では阿弥陀如来など。
天台宗だった時、真言宗だった時それぞれの宗派のときに
手を合わせる仏様が違ったのではないでしょうか・・・・。
浄土系では弁財天、韋駄天はまずお祀りすることはありません。
転宗しても本堂の中の仏様全てを変えることはなく
そのままにしていたから残っていたのではないかと思います。
昔の資料を見つけた時に、少しでも、どんな形でも良いから
昔の光願寺のように出来たらという思いで
弁財天を十数年前に勧請し現在地にお堂を建て
お祀りしはじめました。
田川市郡で弁財天をお祀りするお寺は
とても少ないと思われます。
浄土宗 香春町 光願寺の弁財天について
弁財天は七福神の中の一人で有名なお姿は、裸像で琵琶を持っています。
光願寺の弁財天は八臂(8本の腕)で頭上には翁面蛇体の宇賀神をいただく姿の
宇賀弁才天です。
弁財天で有名な神社仏閣というと
1、神奈川県 江ノ島江島神社
2、滋賀県 竹生島宝厳寺
3、広島県 厳島大願寺
が有名です。
光願寺の弁財天は秘仏として普段は石の扉を閉じていますが
60日に一度やってくる己の巳の日(みのみの日)に
ご開帳をします。
60日に1度なので年に6回ありますが、時候のいい春に
1年に1日だけご開帳をして弁天祭をしています。
今年は5月16日(月)10時〜18時でご開帳です。
また今年も同時に本堂内、及び境内に20数店舗の
お店が出店しマルシェもいたします。
弁財天は学業、芸事、お金の神様と言われています。
また、弁財天は蛇の化身とも言われていますので
お供えは生卵と御神酒をお持ちください。